上っ張り

上っ張りの完成！！ちょっと長めに作ってみました。ほっ。やっと出来た。

元は旦那のおばあちゃんのウールの着物でした。「こんなものどうするの？」と聞かれ、「着ます。」の一言にビックリされました。寒い時は家の中で着物着てると暖かいですよ～。

で、洗ったらえらく縮んでしまい対丈でも短いので、前々から考えていたウール生地での上っ張り。色々と改良する点がありますが、一応着れそうだからこれでいいかなっ。

しかしこのおばあちゃんの着物は色んなことを教えてくれました。とてもざっくりと縫ってあり少しびっくり。多分これはワンシーズンしか着ないから、と思って縫ったんでしょうね。
冬が終わったら、洗ってすぐに解いてまた縫い直す。そのためにでしょう、返し縫もほとんどなく、玉止めのみ。するする解けるはずだ、なるほど～。

袷の着物を解くとおぉ～、やっぱり教科書通り縫ってあるなぁと感心したりするのですが、日常着はこんな縫い方でもいいのねぇ～と目からうろこ。勉強になります。