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NY着物暮らし: 初めての体験

Thursday, November 13, 2008

初めての体験

H&Mとコムデギャルソンコラボの洋服が11月13日発売開始ってことをキャッチ!!
早速日本の姉に連絡。H&Mのサイトに商品や値段が載っていたのでどれを買ってくればいいかを確認。

日頃お世話になっている優しい姉に私が出来ることと言ったらこれくらいでしょう。本物のギャルソンは… ごめんなさい、買ってプレゼントすることは出来ません~。昔は姉に買ってもらったんですがね~。(^_^;)

で、人生初めてのこと!開店前に店に行って並ぶってこと!!!
まさかそんなに人が沢山はいないでしょうし…
と思っていたらまぁ~~、朝から凄い人!!!9時ちょっと前に着いたのですが、もうぐるりと人が!!

そうしたらすぐにドアは開けられ発売開始となりました。

中に入るとすでに満杯の人がもう色んなものを両手にかかえ、一瞬びびりましたが、いやいや、ここで引いてはいけない!!美しい姉の為にあのカーディガンを一つだけでもつかまないと。

んっ?上を見上げると…
H&Mの店員さんがこの吹き抜けの階上にずらーーっと並んでじーーっとみてる。
これって、プロレス観戦の感じ?それとも動物観測みたいな感じ?
多分店員さんの間では、凄いよねぇ~、あれ見た???と伝説になるのでしょうか??

あれよ、あれよと言う間に洋服が無くなっていく。スカーフ無いの??もう売り切れた??えーーーっ!!まじーーっ。

店員さんがジャケットを持って中から出てくる、人が群がる。凄い形相の女性がジャケットがかかってるハンガーを三つまとめてがしっとつかむ。
後ろの女性がダイブするように手を伸ばしジャケットをつかむ。人が群がる。
セキュリティーのおっちゃんが「待て待て、落ち着いてくれ~。」と割ってはいるが別の女性はそのおっちゃんを押す、他の女性はその群れの中に突っ込んでくる!!!

映画でも見たことの無いようなシーンが次々と繰り広げられ、ただただすげーーっ!!と小声でつぶやくのみ。(@_@;)

私のお目当てのブラウスはサイズが2しかありませんでした。多分入らないと思う。でも一応持っておこう。そんな人がかなりいると察しました。

で、同じブラウスを持ってる人に聞く。「それサイズいくつなの?」
「これは私がホールドしてるから。ふんっ。」
(ふんっ!はいらんでしょぉ~。)
「それサイズいくつかしら?」
「ん?10だけど。」
「あなたには少し大きいんじゃない?私が持っている2と替えてくれる?」
(私にも大きいなぁ~。)
「これ、うちの母に頼まれたの。だから10でいいのよぉ~。」
「あっそう~、残念。このブラウス可愛いよね。
私サイズ2を持っているんだけど、誰かサイズ4を持ってないかなぁ~。」
他の人にも聞こえるように言ってみる。
明らかに私より一回り小さな女性が頭を上げてこちらを見る。
「私持ってたかも。」

おっしゃ~~!!トレード成立!!ありがとうねぇ~。
若い頃にはこんなことは出来なかったけど、やっぱりおばちゃんになってかなりあつかましくなり、こんなこと言えるようになりました~。
で、私の戦利品。これでもう洋服は当分買うことはないでしょう。このジーンズは友達に貰ったし。(^_^)v

あっ、もちろん二人の姉の分も買いました。三人お揃いでと思ったのですが、同じものは一人2枚まで!!とレジで言われました。
「でも私達は美人三姉妹なのぉ~。三人お揃いで着ないといけないのぉ~。」
「ダメです。」

朝っぱらからしょーもないことを言うおばちゃんをはったおさなかっただけでも、このレジのお兄ちゃんは偉かったです。

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